現在では、高齢化社会となって高齢者の認知症患者やアルツハイマー
病が増加し、高齢者の病気というイメージが強くなっていますが、
もともとは、認知症は若年性の脳の病気だったのです。
若年性認知症は、アルツハイマー病だけでなく、脳梗塞、脳の
外傷からの発症するケースもあります。脳血管性認知症は、
脳梗塞(脳の血管に血栓という血の固まりがつまった状態)、
脳出血(脳の血管が破れて出血した状態)など脳の血管に異常が
起きた結果、認知症になるものです。
認知症の心の症状しては、夜間せん妄(夜になると興奮し言動が
おかしくなる)、不眠(夜眠らない)、幻覚(あるはずのないもの
が見えたり聞こえたりする)、妄想(ありえないことを固く信じ
込む)、抑うつ(気分が落ち込む)などがあります。
脳血管性認知症では、高血圧、心臓病、糖尿病、高脂血症など
の生活習慣病や過度の飲酒、喫煙が危険因子と言われていますので、
これらの危険因子を取り除くようにすることが肝心です。
特に、中年期の生活習慣(高血圧や高コレストロール血症を放置)
により、通常よりも数倍アルツハイマー病になりやすくなるという
データがあります。
人との会話や好奇心は、脳細胞に刺激を与えます。
また、指先を使うことも脳に刺激を与えると言われています。
外に出て、人とおしゃべりをして、興味のあることをどんどん
行いましょう。
認知症でも早期発見、早期治療が不可欠です。
認知症の予防も、あるいは早期であれば認知症からの回復も
、共に達成することはできるのです。
